M
蛋白について
もっとも重要な型抗原
type
−
antigen
は
M
抗原(
M
蛋白)である。これはフィムブリエの成分で、耐熱性、トリプシン感受性、加熱希酸で群抗原とともに抽出される。この抽出液と群特異抗体を吸収で除いて得た型血清を用いて毛細管またはゲル内沈降反応で検出することができる。80以上の型が区別されているが、これまでに作られた型血清で型別不能の株がなお相当数存在する。病原性との関係が深い。
M蛋白は抗食菌因子として最も重要である