■ 九州耐性菌検査ネットワーク 研修用ビデオ

九州耐性菌検査ネットワーク宿泊研修会の講演を収めたビデオを公開しましたので,ぜひご覧ください.

↓こちらをクリックしてビデオを選んでください.



■ 正木孝幸先生の教授就任祝賀会. (4/21/14)

客員研究員の正木孝幸先生が,熊本保健科学大学保健科学部医学検査学科の教授に就任されました.九州耐性菌検査ネットワークの皆さんと一緒に祝賀会を開催しました.



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■ 九州耐性菌検査ネットワーク 平成26年度総会および技術講習会が開催されます. (4/16/14)

宮本教授が代表世話人を務める「平成26年度 九州耐性菌ネットワーク総会&技術講習会」が4月20日(日)に佐賀大学医学部で開催されます.

詳しい内容は下記をご覧ください.↓クリックでPDFファイルが開きます↓



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■ 九州耐性菌検査ネットワーク宿泊研修会のお知らせ. (7/2/13)

第13回宿泊研修会が福岡市で開催されます.
 日時:平成25年8月3日-4日
 会場:福岡大学医学部病院新館多目的室

↓くわしくはこちらをクリックしてpdfファイルをご覧ください.




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■ 九州耐性菌検査ネットワーク 平成25年度総会および技術講習会が開催されました. (4/16/13)

平成25年度九州耐性菌ネットワーク総会と技術講習会が4月14日(日)に佐賀大学医学部で開催されました.98名の参加があり,菌種同定と薬剤感受性試験の判定について実習が行われました.

詳しい内容は下記をご覧ください.↓クリックでPDFファイルが開きます↓



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■ 九州耐性菌検査ネットワークの第12回宿泊研修会が北九州市門司区で開催されました. (9/13/12)



9月8-9日に九州耐性菌検査ネットワークの第12回宿泊研修会が北九州市門司区で開催されました.門司区出身のわたせせいぞう氏の絵が飾られたレトロな会場で100名弱の参加者が,熱心に勉強されました.今回は大分や宮崎の新しい会員さんの参加もあり,嬉しく思いました.



夜の交流会も例年どおり盛り上がりました.


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■ 九州耐性菌ネットワーク第12回宿泊研修会のお知らせ. (8/21/12)

第12回宿泊研修会を北九州市で開催することになりました.9月もまだまだ暑さが厳しいと思いますが,それに負けないような企画を考えました.また,例年通り懇親会も企画していますので多くの方のご参加を宜しくお願い致します.
 日時:平成24年9月8日(土曜日:午後)〜9日(日曜日:午前)
 会場:門司赤煉瓦プレイス(赤煉瓦ホール)
 参加費:正会員・協賛会員は無料
※ 詳しくは → 九州耐性菌検査ネットワーク宿泊研修会第36報 (PDFファイル)



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■ 九州耐性菌検査ネットワークの総会と技術講習会が無事終了しました. (4/23/12)

休日にもかかわらず約90名の皆さんが参加され,盛会でした.
習得した技術が皆さんの日常の業務に役立つことを祈っています





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■ 九州耐性菌検査ネットワーク 平成24年度総会および技術講習会のお知らせ. (4/16/12)

日時:平成24年4月22日(日) 10:15 ~ 15:00
会場:佐賀大学医学部臨床小講堂3113室
 (昨年とは会場が異なります)

詳しくは下記をご覧ください.↓クリックで拡大します↓



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■ 第11回九州耐性菌検査ネットワーク宿泊研修会が無事終了しました. (8/8/11)




参加者は90人を超え,夜の交流会にも70人以上の参加があり,盛況でした.学んだ研修内容を日常業務に是非活かしてほしいと思います.



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■ 熊本大学で第11回九州耐性菌検査ネットワーク宿泊研修会が開催されます. (7/15/11)

正木客員研究員(化血研)と大隈院生(修士課程、熊本大学病院)のお世話です.

日時:平成23年8月6日(土曜日:午後)〜7日(日曜日:午前)
会場:熊本大学付属病院 医学教育図書館棟 4階第3講義室
研究会参加費:会員・協賛会員 無料
【お願い】 懇親会の参加費は男性:4,500円 女性:4000円でイタリア料理をメインにゲーム等を含め企画させていただきました.料理および宴会場の確定のため,参加いただける会員の方々の人数を 把握する必要がありますので、恐れ入りますが、7月29日までに(厳守!!)masaki@kaketsuken.or.jp (正木)まで必ず会員及び協賛会員の方々で参加される方はメールにてご連絡下さい.

※入会希望の方は、下記事務局までご連絡下さい!(本年度会費1,000円徴収させていただきます)
連絡先:熊本大学医学部附属病院 中央検査部 大隈雅紀
TEL :096-373-5696
E-mail:masanori-ohkuma@fc.kuh.kumamoto-u.ac.jp

【スケジュール】
8月6日(土) 11:00受付開始
【世話人代表挨拶・オリエンテ−ション】 12:00〜12:30
【企業講演1】 12:30〜13:20
1. Level 1での嫌気性GNBの同定 (極東製薬工業)
2. プロカルシトニン定量測定法の紹介−PCT測定におけるミュータスワコーi30の特徴― (和光純薬工業)
3. 免疫学的検査法による新規PVL(パントン・バレンタイン・ロイコシジン)検出法について (デンカ生研)
4. 自動尿中有形成分分析装置 UF-1000iにおける細菌測定の可能性について (シスメックス)
5. CLSI M100-S22(2012年CLSIドキュメント)の最新情報 (シーメンスヘルスケア・ダイアグノスティクス)
【特別講演1】 13:40〜14:25
感染症と画像(レントゲン&CT) (佐賀大学医学部付属病院 感染制御部 永田正喜 先生)
【特別講演2】 14:25〜15:10
ISO認定から学ぶ微生物検査の改良点と取得のポイント (前愛媛大学診療支援部長 村瀬光春 先生)
【教育講演1】 15:30〜16:15
抗HIV薬の開発と新たな臨床検査 (化血研 試作研究部 村上利夫 先生)
【要望演題】 16:15〜16:45
1. MALDI Biotyper を用いた血液培養陽性ボトルからの迅速同定 (佐賀大学医学部附属病院 検査部 宇木 望 技師)
2. MALDI TOF MASを用いたMRSA、緑膿菌の系統樹作成について (熊本大学医学部附属病院 中央検査部 山本景一 技師)
3. 同定困難な菌株を対象とした16SrRNA遺伝子同定法と質量分析同定法の比較検討 (佐賀大学医学部附属病院 検査部 草場耕二 技師)
【会員講演】 17:00〜17:30
1. モンテカルロシミュレーションを用いた腎機能状態別によるメロペネムの適正投与法に関する基礎的検討 (佐賀社会保険病院 検査部 中島由佳理 技師)
2. 演題未定 (天草地域医療センター検査部  磯崎将博 技師)
3. 演題未定 (大分中村病院検査部 小野田靖晴 技師)
【情報交換会】 19:00〜21:00 (ビアンコ; 栄通り コンフォートホテル2F)
1. 会費は男性4500円,女性4000円ですので受付時にお支払い下さい.尚,領収書が必要な方は受付時にお申し出下さい.
2. 懇親会参加時には100円硬貨を必ず持参下さい.
3. 食事はイタリア料理を中心にワインなどいろんな飲み物も飲み放題です.また広い会場を予定しておりますので,是非多くの皆様の参加を御願いします.

8月7日(日)
【オリエンテーション】 9:00〜9:10
【企業講演2】 9:10〜10:00
1. メロペン3g投与の有用性に関して (大日本住友製薬)
2. 外来呼吸器感染症の診断における迅速診断キットの有用性 (タウンズ)
3. KBMシリーズ蛍光染色液の紹介と実際 (コージンバイオ)
4. キPURE法とLAMP法を用いた結核菌群の検出 (栄研化学)
5. リアルタイムPCR法の基礎と応用,そして次世代核酸検査技術 (アボット ジャパン)
【教育講演2】 10:00〜10:45
細菌を中心とした動物由来感染症 (化血研 第二製造部動物臨床検査室 長尾和哉 先生)
【教育講演3】 11:00〜12:00
血液培養結果から学ぶ (順天堂大学感染制御部准教授 菊池賢 先生)
【閉式】 12:00〜12:15

詳しくはPDFファイルをご覧下さい。
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■ 九州耐性菌検査ネットワーク総会/技術講習会が佐賀大学で開催されます. (3/16/11)

2分間で菌種の同定が可能なBRUKER社のMALDI-TOF MSを実際に使用することができますので,多くの方の参加をお待ちしています.

日時:平成23年4月17日(日)
会場:佐賀大学医学部看護学科1F
事務局:佐賀大学医学部附属病院検査部 微生物検査室
TEL :0952-34-3256、FAX:0952-34-2069
E-mail:nagasaz@cc.saga-u.ac.jp (永沢 善三)

平成23年九州耐性菌検査ネットワーク総会&技術講習会スケジュール
【受付】 平成23年4月17日(日) 10:00〜10:15
 佐賀大学医学部看護学科1F
※本年度会費1,000円徴収させていただきます

【世話人代表挨拶】 13:00〜13:10
 佐賀大学医学部病因病態科学講座 微生物学・寄生虫学分野 宮本比呂志 教授

【オリエンテーション】 10:20〜10:25
 南九州地区担当世話人 (正木孝幸 技師,大隈雅紀 技師)

【総会】10:25〜10:35
 事務局報告

【技術講習会】
※企業セミナー 10:35〜11:25
司会 正木孝幸 技師,大隈雅紀 技師
1. 液体サイクロン方式エア―サンプラ―による環境モニタリング 〜空気中のレジオネラ菌、ウイルス等の捕集について〜
  エンバイオ 島岡 様
2. 磁性ビ−ズを用いた抗酸菌の集菌法 〜塗抹・分離培養法への試み〜
  極東製薬 中間 様

※教育講演 11:35〜12:30
司会 宮本比呂志 教授
「LED蛍光顕微鏡を用いた微生物の観察」
菅原バイオテク教育研究所 菅原和行 先生

<休憩> 休憩中に蛍光顕微鏡での観察が可能
- 世話人会は昼食時に行いますので,参加の有無を早めにメ-ルにてご連絡下さい!

※教育講演 13:20〜15:20
「スライドによる症例検討」
熊本大学医学部附属病院 大隈雅紀 技師
化学及血清療法研究所 正木孝幸 技師
昨年,熊本で第2回地区研修会(日本臨床微生物学会主催)を正木実務委員長,熊本県微生物研究班 メンバーを中心に開催しました.その時のスライドをもちいて症例検討を行ないます.

【事務報告】 15:20〜 15:30
 事務局より報告の後,終了

詳しくはPDFファイルをご覧下さい.

希望者のみ
MALDI-TOF MSを経験しましょう!
本装置は2分間での菌種同定が可能ですので,是非ご覧下さい(菌株持参もOK)!!

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■ 第10回九州耐性菌検査ネットワーク宿泊研修会が長崎で開催されました. (10/26/10)

小栗豊子先生をお迎えして第10回九州耐性菌検査ネットワーク宿泊研修会が長崎で開催されました.



参加者は100名を超し,講演聴講による自己研修(自助),そして一次・二次交流会での情報交換(共助)と,自助・共助の研鑽を積みました.



本研究会顧問の永山先生や北里大学の花木先生も参加していただき,大変盛り上がった研修会でした.来年は熊本で開催する予定です.

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■ 九州耐性菌ネットワークの第10回宿泊研修会が開催されます。 (10/8/10)

日時:平成22年10月23日(土曜日:午後)〜 24日(日曜日:午前)
会場:(株)長崎タクシ−会館(長崎市) 駐車場:無
研究会参加費:会員・協賛会員 無料
一次交流会費:江山楼(長崎新地中華街) 正会員3000円、 非・協賛会員5000円
二次交流会費:パーティールーム HANA 095-827-8721
 時間制限なしのカラオケ歌い放題のビール以外(カクテル等)飲み放題
 正・非・協賛全員:2000円(籠町9-24スターライトビル6階)

※入会希望の方は、下記事務局までご連絡下さい!(本年度会費1,000円徴収させていただきます)
事務局:佐賀大学医学部附属病院検査部 微生物検査室
TEL :0952-34-3256、FAX:0952-34-2069
E-mail:nagasaz@cc.saga-u.ac.jp (永沢 善三)

【プログラム】
10月23日(土) 12:30受付開始
【世話人代表挨拶・オリエンテ−ション】 13:00〜13:10
【企業セミナー】 13:10〜15:10
1. 抗酸菌検査での新しい集菌法の試み (極東製薬)
2. β-Dグルカン高値の疾患と偽陽性・偽陰性を呈する要因 (和光純薬)
3. 推奨される血液培養検査の実際(採血から検出菌種まで) (日本BD)
4. 新しい血液培養検査装置(80 ml採血ボトルの利点) (コージンバイオ)
5. テーリング現象を示し易い菌種と判定時の注意点 (栄研化学)
6. 新型インフルエンザの現状とイムノクロマト判定法の注意点 (タウンズ)
【話題提供】 15:10〜17:00
1. 質量分析技術を利用した新しい微生物の同定 ―AXIMAシステムによる2分間での菌種同定― (シスメックス・ビオメリュー)
2. 腸内細菌のCLSI判定基準変更と本邦での影響について (シーメンスHCD)
3. 耐性菌をより正確に分類するためのシカベータ検査の利用法 (関東化学)
4. PK/PD理論を用いたモンテカルロシュミレーション法の開発と実践 (栄研化学)
5. 最新の米国感染症学会FN臨床ガイドラインドラフト案について (大日本住友製薬)
【教育講演1】 17:10〜18:00
材料別感染症診断検査の進め方 (亀田総合病院 小栗豊子 先生)
【一次交流会】 19:00〜21:00 (江山楼; 長崎新地中華街)
【二次交流会】 21:00〜 (パーティールーム HANA)

10月24日(日)
【会員一般講演】 8:30〜9:30
1. 各種薬剤耐性菌を用いたマイクロスキャンRapid plusシリーズの有用性に関する検討 (佐賀大学病院 福富由美子 技師)
2. CA-MRSAについて (長崎大学病院 山田舞子 技師)
3. KPC-3産生K. pneumoniaeが分離された1症例 (九州大学病院 清祐麻紀子 技師)
4. キノロン耐性大腸菌検出症例における臨床的検討 (北松中央病院 嶋藤登美子 技師)
5. 当院で経験した乳児ボツリヌス症の1症例 (九州大学病院 木部泰志 技師)
【会員招聘講演】 9:30〜10:45
1. 微生物検査技師を対象とした血液培養100例での菌種推定の的中確率 (佐賀大学病院 宇木望 技師)
2. 九州地区国立大学病院における血液培養検査の状況 (宮崎大学病院 佐伯裕二 技師)
3. 感染性心内膜炎へのアプローチ〜超音波検査技師の立場から〜 (長崎川棚医療センター 木村由美子 技師)
【教育講演2】 10:45〜11:35
問題のMRSAとVCM −PBP2’の検出法とVRE鑑別培地− (北里研究所 花木秀明 先生)
【教育講演3】 11:35〜12:25
インフルエンザ2009-2010年流行期を振り返って (原土井病院 臨床研究部 部長 池松秀之 先生)
【事務局連絡】 12:25〜12:30

詳しくはPDFファイルをご覧下さい。

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■ 第11回九州耐性菌検査ネットワーク総会及び実技研修会のお知らせ. (4/8/10)


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■ 九州耐性菌ネットワークの第9回宿泊研修会が開催されます。 (7/31/09)

「新しい創傷治療」について代表世話人の宮本教授の大学時代の同級生である 、野田祐司先生(田主丸中央病院 外科)に特別講演していただきます。

日時:平成21年8月29日(土曜日:午後)〜 30日(日曜日:午前)
会場及び宿泊:久留米スパリゾ−トホテル(久留米市)
参加費:正会員(12,000円:1泊2食付)、協賛会員(14000円:1泊2食付)

※入会希望の方は、下記事務局までご連絡下さい!(本年度会費1,000円徴収させていただきます)
事務局:佐賀大学医学部附属病院検査部 微生物検査室
TEL :0952-34-3256、FAX:0952-34-2069
E-mail:nagasaz@cc.saga-u.ac.jp (永沢 善三)

【プログラム】
8月29日(土) 13:00受付開始
1) 代表世話人挨拶・オリエンテーション 13:30〜13:40
2) 企業講演(7企業) 13:40〜15:30
1. メロタムver.2について (大日本住友製薬)
2. 酵母様真菌の検出と薬剤感受性について (極東製薬工業)
3. シスメックスからの最新情報 (シスメックス)
4. WAの新パネルの紹介 (シーメンスHCD)
5. BDからの新製品のご紹介 (日本BD)
6. インフルエンザウイルス検出に関する最新情報 (タウンズ)
7. 九州地区MIC精度管理結果報告 (栄研化学)
3) 特別講演 I 15:40〜16:40
「臨床の立場から考えるグラム染色の臨床症例」
福岡 麻美 先生(佐賀大学医学部付属病院 感染制御部)
4) 特別講演 II 16:40〜18:10
「新しい創傷治療」
野田 祐司 先生(田主丸中央病院 外科)
5) 交流会 19:00〜21:00
6) フリー討論会:微生物検査の精度向上を目指した新たな取り組み(参加自由) 21:00〜

8月30日(日)
7) ベーシックレクチャー I 9:00〜10:00
「病原体の輸送・移譲・保管について」
講師未定(SRL)
8) ベーシックレクチャー II 10:15〜11:00
「プレゼンテーションテクニック」
宮本 比呂志 先生(佐賀大学医学部病因病態科学講座 微生物・寄生虫分野教授)
9) ベーシックレクチャー III 11:00〜12:00
「血液培養を中心としたグラム染色からの症例検討」
永沢 善三 技師(佐賀大学医学部付属病院検査部)
10) 事務局からの連絡 12:00〜

詳しくはPDFファイルをご覧下さい。

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■ 第8回九州耐性菌検査ネットワーク宿泊研修会が佐賀市で行われました。 (8/19/08)

第8回九州耐性菌検査ネットワーク宿泊研修会が平成20年8月9日(土)と10日(日)の2日間にわたり開催されました。今回は“グラム染色をきわめる”をメインテーマに初心者から経験者までを対象とし、徹底的にグラム染色に関する講義・実習を行いながら、技術力の底上げを目指しました。

初日はグラム染色の第一人者である高根病院の相原雅典先生に“感染症診断を目的とした塗抹標本の顕微鏡検査” - 適切な塗抹標本の見方と所見のとり方 - の講義を、さらに長崎大学医学部の柳原克紀先生に“臨床の立場から考えるグラム染色の有用性”についての講演をして頂きました。


夜は午後10時より佐賀大学医学部附属病院感染制御部の福岡麻美先生による症例カンファレンスが行われました。


第2日目は佐賀大学医学部の微生物学実習室で塗抹標本の見方と所見のとり方の実習を行い、研修を終了しました。感染症検査改革に取り組んでおられる相原先生の熱意と確かな技術(職人技です!)に参加者は感動を覚えた研修会でした。「この2日間に私が皆様方に教えたことに何も足さず、何も引かずに今後やって頂ければそれで十分です」と、相原先生は研修の最後に挨拶されました。


漢字の八の持つ「末広がり」の意味にちなんで、2008年8月8日、午後8時に北京オリンピックの開会式は行われたそうです。今回の宿泊研修会はオリンピック開会式の翌日に開催され、くしくも第八回でした。100名を超す参加者が集まる盛会で、このネットワークの末広がりの発展を感じさせる充実した研修会でした。

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■ 第8回九州耐性菌検査ネットワーク宿泊研修会のおしらせ。 (7/3/08)

平成20年8月9日(土)〜10日(日)、第8回九州耐性菌検査ネットワーク宿泊研修会では、“グラム染色をきわめる”をメインテーマに福岡地区世話人の方々の企画で開催致します。

特に今回は初心者から経験者までを対象とし、徹底的にグラム染色に関する講義・実習を行いながら、技術力の底上げを目指します。講師はグラム染色の第一人者である高根病院の相原先生に、「『感染症診断を目的とした塗抹標本の顕微鏡検査』 〜適切な塗抹標本の見方と所見のとり方〜」の講義及び実習、さらに臨床医として長崎大学の柳原先生に、「臨床の立場から考えるグラム染色の有用性」についての講義を予定しております。

九州地区ではめったに経験できない鏡検実習をともなった研修会で、しかもグラム染色像から臨床背景を推察するポイントを知る絶好の機会ですので、多くの方のご参加をお待ちしております。

なお、今回の研修会では臨時会員及び医師の参加も可能と致しましたので、参加を希望される方々は7月末日までに宿泊・実習の準備の関係上、事務局までメールかFAXにて必ずご連絡下さい。

【会場】  佐賀大学医学部臨床大講堂および実習室
【宿泊先】 佐賀健康ランド(24時間温泉入浴可)
【参加費】 10,000円(会員及び臨時会員:講義・実習・交流会・宿泊)、13,000円(企業会員)
 講義・実習のみ参加:1,000円/日、講義・実習・交流会のみ参加:7,000円
 ※基本的に宿泊込みが原則です!

☆おもな日程
平成20年8月9日(土曜日)
(佐賀大学医学部臨床大講堂にて)
【受付】 12:00〜
【オリエンテーション】 12:30〜12:40 宮本比呂志 代表世話人
【企業講演】 12:40〜14:00  司会 佐賀大学 草場耕二 世話人
 「各企業より最新の情報提供」
1. 院内肺炎ガイドライン(改定) 〜新重症度分類と抗菌薬治療について〜 (大日本住友製薬)
2. ポアメディアMRSA分離培地Uの臨床的有用性について (栄研化学)
3. 血液培養のガイドラインについて (BD)
4. 白金・金コロイドを用いたイムノクロマト法の特長と有意性 (タウンズ)
5. VITEK2における新しい同定・感受性カ−ドについて (シスメックス)
6. 抗酸菌染色(キニヨン法、蛍光法)について (極東製薬)
7. マイクロスキャン新製品の紹介 (シーメンスメディカルソリューションズダイアグノスティックス)
【特別講演1】 14:10〜15:00  司会 福岡大学 吉村尚江 世話人
「臨床の立場から考えるグラム染色の有用性」
 長崎大学医学部・歯学部附属病院検査部講師 柳原克紀 先生
【特別講演2】 15:10〜18:00  司会 佐賀大学 永沢善三 世話人
「感染症診断を目的とした塗抹標本の顕微鏡検査」
 〜適切な塗抹標本の見方と所見のとり方〜
 高根病院検査部 相原雅典 先生

(佐賀健康ランドにて)
【交流会】 19:00〜21:00
【ナイトセミナー】 22:00〜
「症例カンファレンス」
〜臨床医が行なう感染症例カンファレンスを体験しよう!〜
 佐賀大学医学部附属病院感染制御部講師 福岡麻美 先生
 
平成20年8月10日(日曜日)
(佐賀大学医学部3階実習室にて)
【実習】 9:00〜12:00
〜鏡顕実習で実際の標本を観察し、適切な所見が記載できるように習得しましょう!〜
 指導:相原雅典 先生  補助:各地区世話人

<この件に関するお問い合わせ先>
 事務局:佐賀大学医学部附属病院微生物検査室
 TEL 0952-34-3256(直通)、 FAX 0952-34-2069
 E-mail nagasaz@cc.saga-u.ac.jp

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■ 第9回九州耐性菌ネットワーク総会が開催されました。 (4/16/08)

佐賀大学医学部附属病院の永沢善三副技師長が中心になって設立・運営している九州耐性菌検査ネットワーク(参加施設数62、会員数142)の第9回総会と特別講演会、および技術講習会が平成20年4月13日(日)に佐賀大学医学部で開催されました。

今回のテーマは、16SリボソームRNA遺伝子の解析による菌種の同定法で、午前に極東製薬工業株式会社の波多宏幸研究員に「遺伝子の基礎から16Sリボソームを使用した遺伝子検査同定まで」というタイトルで特別講演をしていただきました。午後からの技術講習会では、佐賀大学医学部附属病院の草場耕二技師、中島由佳里技師、化血研臨床検査センターの正木孝幸センター長(当分野の客員研究員)、九州大学病院の清祐麻紀子技師(当分野の社会人大学院生)らが中心になって実習参加者の指導に当たりました。遺伝子検査ができない施設からの参加者も同定法の原理を特別講演と実習を通じて理解できたと好評でした。

今回の講演会と実習が、参加した会員の皆様方のレベルアップにつながり、日常業務に少しでも役立てば、本ネットワークの世話人の一人として嬉しく思います。次回は恒例の夏の宿泊研修で、「グラム染色を極める」をテーマに佐賀で行われます。遺伝子検査が盛んになってもグラム染色が最も大切な基本であることに変りはありません。「No stain, No life」(感染症診療とその教育で有名な沖縄県立中部病院の喜舎場朝和先生の退官記念誌タイトル)を思い出し、細菌検査の原点にかえる宿泊研修になるように望んでいます。


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トップ教育研究人員M教授のひとりごと