■ 還暦. (11/11/20)

トランプとバイデンのアメリカ大統領選挙のニュースが連日流れています.60年前の私の誕生日はケネディーとニクソンが争ったアメリカ大統領選挙の投票日だったようです...続きはこちら






■ 小さな秋たち. (10/21/20)

朝晩は冷えてきましたが,昼間は暖かい毎日です.勘違いしたサクラやツツジが秋なのに咲いています.医学部講義棟の上に広がる空は例年の秋のように高くて青いのですが,...続きはこちら






■ 動く・祈る・歓ぶ. (9/3/20)

新型コロナウイルス感染症の世界的流行の収束が全く予想できない状況です.必ずしも,毎年自分がやっているわけではありませんが,花火大会や海水浴などの夏の風物詩がない夏は,やはり寂しいものです...続きはこちら






■ 佐賀大学学長表彰を受けました. (9/3/20)

「世界初の抗菌性人工股関節の開発」で文部科学大臣賞を受賞した功績で,佐賀大学学長より表彰を受けました.




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■ 文部科学大臣表彰(科学技術賞)を受けました. (5/18/20)

令和2年度科学技術分野の文部科学大臣表彰(科学技術賞)を受賞しました.馬渡正明教授(整形外科学),佛淵孝夫元学長,そして野田岩男客員研究員との共同受賞です.受賞件名は「世界初の抗菌性人工股関節の開発」です.詳しくは こちら をご覧下さい.




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■ 戸田先生のこと. (5/17/20)

「戸田修二教授退職記念文集」に寄稿しました.全文を「ひとりごと」に掲載しています.




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■ 蒲原さんの論文が令和元年度優秀論文奨励賞に選ばれました. (3/27/20)

春がきて自宅周辺には黄色,白,そして珍しい紫の菜の花が例年のように咲いています.しかし,新型コロナウイルス感染症の拡大防止のため卒業式などの集会開催が自粛されているため,華やかな春の雰囲気は全くなくてとても残念です.



そのような中,朗報が届きました.久木田先生の指導で博士号を取得した蒲原さんの学位論文が優秀論文奨励賞に選ばれました.
(IgG immune complexes with Staphylococcus aureus protein A enhance osteoclast differentiation and bone resorption by stimulating Fc receptor and TLR2. Int.Immunol., 32, 2, 89-104, 2020.)



黄色ブドウ球菌のプロテインAとIgG複合体による骨破壊促進機構に関する研究です.おめでとうございます.



蒲原さんは4月から口腔外科学講座の助教として大学で働くそうです.体に気をつけて頑張って下さい.


(追記)
白木さんの学位論文は優秀論文賞に選ばれました.
Deficiency of stress-associated gene Nupr1 increases bone volume by attenuating differentiation of osteoclasts and enhancing differentiation of osteoblasts. FASEB J., 33, 8, 8836-8852, 2019.

久木田先生の指導した二人の大学院生が,それぞれ優秀論文賞と優秀論文奨励賞を獲得しました.久木田先生の熱心な指導のおかげです.ありがとうございます.



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■ 第14回ふくおか「臨床医学研究賞」を受賞. (2/20/20)


令和2年2月20日に福岡市で第14回ふくおか「臨床医学研究賞」の贈呈式が開催されました.当研究室からは平成30年に久木田准教授が「破骨細胞の骨吸収を制御する新たなタンパク質の作用機序」で受賞しています.今回は宮本が「人工関節表面のMRSAバイオフィルム形成を阻害・分解する薬物の探索」で受賞しました (受賞記念スピーチ)




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■ 令和最初の忘年会. (12/23/19)

平成最後,令和最初のこの一年は南部さんの育てたセントポーリアの奇跡の開花で始まりました.セントポーリアは一年に渡って咲き続け,ずいぶん大きくなり,今は3輪の花が咲いています.


久木田先生の熱心な指導により白木さんと蒲原さんは破骨細胞に関する研究で,古畑さんは抗菌人工関節に関する研究でそれぞれが博士号を修得しました.古畑さんの論文はJournal of Orthopaedic Research の12月号の表紙を飾りました.実り多い一年になり大変嬉しく思います.



忘年会には大学院OBの佐野直人先生も久しぶりに参加してくれ,近況報告に花が咲きました.少ない人数ですが,とても楽しい忘年会でした.
(魯山,2019年12月17日)



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■ 第138回 西日本整形・災害外科学会でサプライズ. (12/10/19)



11月30日に,人工関節などのインプラントを使用する手術に合併する感染症の最大の原因菌である黄色ブドウ球菌に関する特別講演を行いました.拙い発表でしたが,大きな学会での発表で大変光栄に思いました.


講演後にまさかのサプライズ!! 17~18年前に一緒に研究した当時医学部3年生だった原さんに突然声をかけられました.学会プログラムに私の名前を見つけて,わざわざ佐賀まで会いにきてくれたようで,大変嬉しく思いました.現在は北九州市内の第一線の病院で整形外科医として活躍しているようで,大変頼もしく思いました.基礎研究室配属の時の仲間4人の近況や学生時代の話に花が咲きました.


私も若かったので彼らとはよく飲みに行きましたが,研究もして共著の英語論文にまとめました(良い記念です).17~18年前に一瞬にして戻った本当に楽しいサプライズで,元気をもらった気がします.ありがとうございました.

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■ 大学院生の歓送迎会を行いました. (5/17/19)

5月14日に大学院生の歓送迎会を「焼き鳥 功ちゃん」で行いました.「焼き鳥 功ちゃん」は佐賀大学医学部卒の医師,看護師,および現役学生の憩いの場だそうで,大学院生の平田さんは常連で,今回の幹事は平田さんでした.


白木さんは久木田准教授の指導で骨代謝の研究を行い,一流紙のFASEB journalに研究成果がアクセプトされました.ミラクルです.現在は,整形外科医としての臨床研鑽を市中の病院で開始しています.また,平成最後の大学院生として,平成元年生まれの村山さんが整形外科学教室から入ってきました.白木さんと同様に骨代謝の研究を久木田准教授の指導で行なっていく予定です.



久木田先生の熱心な指導と先輩院生の平田さんのアクティブな研究姿勢が大学院生に良い影響を与えているようで,大変嬉しく思います.


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■ 抗菌性人工股関節(AG-PROTEX)の開発が4つ目の賞を受賞. (6/11/18)

抗菌性人工股関節(AG-PROTEX)の開発で,野田岩男客員研究員らが「日本セラミックス協会 技術賞」を受賞しました.授賞式が2018年6月1日(金)東海大学校友会館(霞ヶ関ビル)で行われ,賞状とメダルが授与されました.

野田研究員は研究当初から10年以上にわたり本研究を主導してきた京セラ側の代表者です.研究だけでなく裏方として多くの事務的な仕事も担当されました.野田研究員の陰日なたのない多大な貢献が.4つの賞(先端技術大賞特別賞,日本人工臓器学会技術賞,日本ものづくり大賞特別賞,日本セラミックス協会技術賞)の受賞につながり,大変嬉しく思います.


今回は野田研究員が研究代表者としての受賞です.おめでとうございます.


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■ 微生物学分野の同門会員が教授に就任. (4/6/18)

平成23年から25年(2011年〜13年)まで社会人大学院生として当分野に在籍した大隈雅紀さん(熊本大学医学部付属病院 臨床検査技術部門)が,4月1日に純真学園大学検査科学科の教授に就任されました.おめでとうございます.


2人のオヤジの祝杯の写真だけではむさくるしいので,私の自宅周辺に今咲いている桜,チューリップ,コブシ,モクレン,


ツバキ,菜の花,タンポポ,スミレ,


ツクシ,山椒(つぼみですが),若芽のイチョウ(with ミノムシ)と共に皆さんにお知らせします.
ポカポカ陽気の佐賀に華やかな春が到来しています.


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■ 「第7回ものづくり日本大賞」表彰式. (2/14/18)

2月5日に東京で経済産業省等が実施する「第7回ものづくり日本大賞」の表彰式に参列してきました.受賞件名は「世界初の抗菌性人工股関節の開発」です.


同賞は,日本の産業・文化の発展を支え,豊かな国民生活の形成に大きく貢献してきたものづくりを着実に継承し,さらに発展させていくため, 製造・生産現場の中核を担っている中堅人材や, 伝統的・文化的な「技」を支えてきた熟練人材, 今後を担う若年人材など,ものづくりの第一線で活躍する各世代のうち,特に優秀と認められる人材を顕彰するものです.


世耕(せこう)経済産業大臣との写真撮影では目をつむってしまいました.一世一代の不覚ですが、私らしいといえば私らしい写真かもしれません.良い記念になりました.これまで研究を支えてくださった皆様に感謝いたします.ありがとうございました.

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■ 忘年会を開催しました. (12/5/17)

今年の楽しかった思い出と日頃の鬱憤発散で,若い大学院生を中心に盛り上がりました.


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■ 啐啄の学舎にて〜教育研究余瀝〜.(10/20/17)

木本雅夫先生より「啐啄の学舎にて〜教育研究余瀝〜」の寄贈を受けました.


木本先生は,佐賀大学医学部の医学部長を務められ,自然免疫の研究で「ベルツ賞1等賞」を受賞された一流の教育研究者です.70歳の古希を迎えられたので,大学在職中の寄稿や祝辞などを中心に冊子としてまとめられたそうです.

先生の哲学がいたるところに溢れており,随所に胸を打つ言葉がちりばめられています,私は日々のJoy(Happyとは少し違います)を最も大切にしていますので,木本先生の医学部長時代の学位記伝達式での「喜び」と「誇り」を持つことが大切であるとの祝辞には特に共感を覚えました.

学生の皆さんにも是非読んで欲しいと思い,木本先生に図書館への寄贈をお願いしたところ,快諾いただきました.4冊寄贈いただきましたので,2冊を図書館本館に残り2冊を医学分館に配架します.一流の教育研究者の「こころ」に触れてみて下さい.
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■ 学位取得のお祝いと送別会. (9/19/17)

九州大学大学院生のXさんの送別会を開催しました.彼は九州大学の在籍でしたが,3年半,佐賀市に在住して,久木田准教授のもとで破骨細胞の研究を行い,九州大学で学位を修得しました.学生(院生)時代に結婚したので,一人に来日し,二人で中国に帰国します.次回は三人(以上)で会いましょうと送別会で話しました.


今後の活躍を期待しています.

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■ 研究室OBが来訪. (9/14/17)

7年前に博士課程を修了して,現在京セラ株式会社で再生医療の研究に取り組んでいるAさんが研究室を訪ねてくれました。夜はかつてお気に入りだった佐賀駅前の「かちがらす」で名物の骨付きカルビをガッツリいただきました.


とても楽しい時間でした.

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■ 大学院生の歓迎会を開催しました. (4/24/17)

整形外科の大学院生のHさんが久木田先生の指導で破骨細胞の研究をおこないます.また,Hさん(整形外科大学院生)とMさん(京セラ,客員研究員)が抗菌性人工関節の研究に新たに参画します.


皆さん、「夢」を持って研究に励みましょう.

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■ 研究室配属プログラム「細菌感染実験研究法」. (4/24/17)

研究室配属プログラム「細菌感染実験研究法」では,マクロファージに強毒および弱毒のレジオネラを感染させて,それぞれの菌の細胞内増殖を比較する実験をおこないます.3月から4月にかけて,4名の医学科学生が参加しました.




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■ 「ツバキ文具店」. (3/21/17)



魔法の言葉「キラキラ,キラキラ」で紹介した小説「ツバキ文具店」が4月から NHKでドラマ化 されるようです.時間のある方は是非ご覧下さい.




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■ 学位取得のお祝い. (3/14/17)



Uさんの学位取得のお祝いを佐賀駅近くの「申子」で行いました.



いろんな種類の美味しい地酒を楽しみ,久しぶりに酔っぱらいました.
4月からUさんは済生会大牟田病院へ出向し,臨床の研鑽に励むそうです.
おめでとうございました.頑張って下さい.



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■ 抗菌性人工股関節:日本人工臓器学会 技術賞を受賞. (12/16/16)


(佐賀大学 プレスリリースより)

佐賀大学と京セラメディカル株式会社の共同研究にて開発された,抗菌性人工股関節(銀HAコーティング人工股関節)が,日本人工臓器学会の技術賞を受賞しました.

本技術賞は,人工臓器の臨床分野や産業分野での貢献が多大である技術(ハードウエアとソフトウエア)の発明・開発を担った個人あるいは団体を表彰しようというものであり,製品,ソフトウエア,基礎原理、基礎(基本)技術で,最低限臨床使用の前段階までは到達している製品や技術であることを応募条件としています.審査に当たっては,独創性に富むこと(原理や製品化のための技術的break throughなど),革新性があることなど,が評価されます.

受賞理由は「抗菌コーティング研究は数多く行われているが,人工股関節へのコーティングでは世界初であり,治験でも高い安全性が確認され,厚生労働省の認可を取得して製品として実用化された点」が評価されたことであり,審査員の全員一致で受賞が決定したとのことです.なお本年度の技術賞に応募した案件中,本賞を受賞したのは佐賀大学の「抗菌性人工股関節」のみでした.

授賞式は,2016年11月23日に米子コンベンションセンター(Bishop、鳥取県米子市)にて開催された第54回日本人工臓器学会大会の総会に行われ,本学会理事長の妙中義之先生(国立循環器病研究センター 研究開発基盤センター長)から,受賞者を代表して河野俊介先生(医学部整形外科学教室 助教)に表彰状が授与されました.また11月25日には河野先生による受賞記念講演も行われました.

なお今回の受賞者は,河野先生の他,馬渡正明先生(代表受賞者,医学部整形外科学教室 教授),宮本比呂志先生(医学部微生物学分野 教授)、佛淵孝夫先生(敬愛会佐賀記念病院統括院長、前佐賀大学学長),野田岩男氏(京セラメディカル株式会社 研究部)の5名です.


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■ 研究室が改装オープンしました. (12/16/16)



今年の2月に始まった基礎研究棟の耐震改修工事が終了したので,10月末に改修された研究棟に9ヶ月ぶりに戻ってきました.
きれいになってとても気持ちよくなりました.



今後30年間は使用できる実験室を目指して,この機会に実験台を2台新調しました.37年ぶりです.
また,安全キャビネットや細胞培養装置などの実験機器も新規に購入し,カンファレンス室も広くしました.



改装オープンした研究室でスタッフや大学院生の盛んな研究活動と議論を新たな気持ちで楽しみにしています.



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■ 第28回臨床微生物迅速診断研究会総会の慰労会. (8/10/16)

7月2日に開催した 第28回臨床微生物迅速診断研究会総会 でお世話になった実務委員の方々との打上げ(慰労会)を8月6日に佐賀で行いました.



東京からUさん,福岡からKさん,Mさん,熊本から正木先生もかけつけてくれました.



皆さんからUさんとKさんに博士修得のお祝いの品も贈られました.



2次会のカラオケボックスでは正木先生の聖子ちゃんメドレーに酔いました.
楽しいひと時でした.ありがとうございました.



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■ 先端技術大賞授賞式. (8/2/16)

7月28日に「第30回 独創性を拓く 先端技術大賞」の授賞式と記念レセプションに参席してきました.東京・元赤坂の明治記念館に高円宮妃久子さまをお迎えしての開催でしたので,「厳粛な授賞式」と「感激と緊張のレセプション」になりました.




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■ 抗菌人工股関節の研究が受賞. (6/10/16)

抗菌人工股関節の研究に従事してきた整形外科の大学院生(当時及び現在)が,優れた研究成果を挙げた理工系学生や企業・研究機関などの若手研究者を表彰する 「第30回 独創性を拓く 先端技術大賞」 の特別賞を受賞しました.京セラメディカルの若手研究者(安藤嘉基さんも含まれています)との共同受賞です(受賞論文PDF).授賞式は7月28日に明治記念館(東京元赤坂)で高円宮妃殿下のご臨席のもと開催されます.


トマトは今,成長の季節を迎えています.これから夏に向けて色づき、成熟していきます.京セラメディカルの若い研究者と整形外科の若い医師たちが,この受賞を契機に,更に成長・成熟していくことを期待しています.おめでとうございます.


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■ 世界初の抗菌人工関節を発表. (3/7/16)




3月4日に文部科学省で佛淵 前佐賀大学長,馬渡 整形外科教授,小島 京セラメディカル(株)副社長(4月より社長)とともに記者会見に参加しました.

2005年の佐賀大学着任時から開始した抗菌性人工股関節の研究が10年間の基礎・臨床研究を経て,結実し,4月から抗菌人工股関節(商品名AG-PROTEX)が上市されます.世界初で,日本発の抗菌人工股関節ですので,文科省で記者発表させて頂きました.

基礎研究が臨床に役立つ医療品に実際に結びついた私にとって初めての経験です.この研究に関連して6人の大学院生が博士号を取得しました.佛淵前学長は「大学と企業がお互いにWin-Winの関係の理想的な産学連携研究である」と記者会見で紹介されました(→ 医療NEWS, Medical Tribune).



人工関節術後感染の低減にこの製品が役立つと信じています.辛い時期もありましたが,このような研究に参画できて幸せです(宮本比呂志).




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