クラミジアの予防法について
ヒトの目や生殖器に感染する。感染経路として、患者や保菌者の眼粘膜の分泌物が付着した指やタオルなどを介して眼から眼へ伝播するので患者や保菌者が使ったタオルなどは、そのまま使わないこと。つまり、患者や保菌者の眼などを触った手やタオルを十分に消毒し、衛生状態を常に良くしておくことが大切である。また、トラコマチスの場合は性行為によって感染する性病でもあり性器から性器へ感染する。それを防ぐ際には一般性病予防法と同じく、相手と性的接触を持つ場合にはコンドームを使うなど相手の体液に直接触れない工夫をするなどがある。
本菌は人獣共通感染症(伝染病)であり、最近ではよくペットとして飼っている文鳥や十姉妹・セキセイインコ、それ以外でもハトなどの羽毛や排泄物の直接あるいは間接的な吸入によって起こるものである。したがって、鳥類の羽毛や排泄物を吸い込まないようにすることで感染を防ぐことはできる。