7)病原性大腸菌による感染者とその家族が
どのような悩みをかかえているか
具体的な例
散発地の発症地:
嫌がらせ・いじめの例:
R社(1996.7.30.朝日新聞・夕刊より)
堺の集団発生地:
(祖父母)・近所の子供たちが遊びに来ない。うちの孫は、いじめられている・のけ者に
されている。
(児) ・他の子は皆、同じ給食を食べて病気になったのに、私だけ、どうもない、
皆に悪い。何かあとで、別扱いされるのではないか、と落ち込んでいる。
(母親) ・今までも、何を食べさせてよいか、わからなかったのに、これ(O157の件)
でまた、どうして料理して、食べさせたらいいのか、この調理で本当に、
安全なのか心配。(乳児の母親)
(母親) ・この件で、手洗いなど、注意しても、言うことを聞かない。TVのニュースも
見ようとしない。
(児) ・治ったので、塾に行こうとしたら、断られた。
(児) ・退院して帰ってきたが、友人が遊んでくれない。バイキンと言われた。
(母親) ・子供が冷たいものを食べない。母親の作った、熱いものしか食べない。
その他:
・学校へ行かない、行けないといって行こうとしない。