診断方法について
患者の診断
最近、赤痢は軽症な例が多くなったので、臨床診断(症状から病名を特定すること)は極めて困難となりました。だから、細菌学的診断(検便などによる検査のこと)を待たないといけないので、赤痢だと判明するのに時間がかかることがあります。実際に病院では、とりあえず感染性下痢症として入院させ、それから検査によって赤痢菌を発見したりすることがあるそうです。主な検査方法は検便によるものです。
検査は病院だけでなく空港の検疫所や保健所でも行われます。特に海外旅行の後などに下痢、腹痛などが続くときは、赤痢の可能性もあるので検査を受けることをお勧めします。
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