<分類>

クラミジアは「Bergey’s Manual」では、Rickettsias and ChlamydiasというSectionに分類され、リケッチア目とクラミジア目に分けられる。クラミジア目はクラミジア科、クラミジア属の1科1属よりなる。クラミジア属は3つの種、すなわちC.trachomatis,C.psittaciおよびC.pneumoniaeよりなり、C.trachomatisはさらに3生物型(ビオバー biovar)、biovar mouse biovar trachomabiovar lymphogranuloma venereumLGV)に分けられる。

C.psittaciも多くの型が存在することが明らかであるが、いまだ型別による分類に至っていない。

LGV型とトラコーマ型は、DNA-DNAハイブリダイゼ−ションの結果、ほぼ完全にDNAの配列が一致していることが判明している。マウス型と他の二つの生物型間ではDNAの相同性は3060%で、同一種としての限界値に位置し、C.trachomatisC.psittaciあるいはC.pneumoniae間のDNA相同性は10%と低い。

最近,ウシ,ヒツジに病原性を示し、C.psittaciとは異なるクラミジアが分類され、C.pecorumと命名され、新種として確立されている。クラミジアの種の相互間のDNAホモロジ−は前述のようにきわめて低く、種の分類については今後も検討されるべき問題が多い。

 

 

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